自分にピッタリのロードバイクに出会えますように。試乗できなくてもサイズ感が分かるBike Geometry Calculatorはどうでしょう?

ロードバイク選びの最難関はサイズ選びです
ロードバイク選びの最難関はサイズ選びです

Giant TCRに試乗してみて、Mサイズでも乗れそうなことが分かりました(⇒参考記事)。ただ、「乗ってみないと分からない」サイズ感はどうにかならんものでしょうか!? そんな悩みを抱えるboriko(とひょっとしたら皆さんも⁉)に朗報!

当ブログのコメント欄で、フレームサイズの違いを視覚的に把握できるウェブサイト「Bike Geometry Calculator」を教えてもらったのです! 情報感謝m(_ _)m 早速にBike Geometry Calculatorでフレームサイズを比べてみましょうなのです!

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Bike Geometry Calculatorを使ってみよう!

ではでは、早速にBike Geometry Calculatorにアクセス! すると、阿部寛もビックリ、でも実は高機能な画面が出てきます。

使い方を簡単に

Bike Geometry Calculatorを使ってみよう!
Bike Geometry Calculatorを使ってみよう!

Bike Geometry Calculatorの使い方はいたってシンプル。フレームのイラスト下部に赤や緑や青のタブが出ていまして、それらのタブで各部の寸法を変更したり、比較するバイクを入れ替えたり、比較する基準点(BBを基準にするか前輪ハブ、後輪ハブを基準にするか、など)を変更したりすることができます。比較できるのは2台までで、寸法は自分で手入力しないといけません。

ざっくり各タブから設定できる内容を以下にまとめました。

タブで設定できること

  1. Frame Geometry:数値をクリックすることで、フレームの寸法(スタックやリーチなど)を手入力で変更できます。
  2. Bike Fit:ステム長やブラケットまでの距離、サドル高など、フィッティングに関する数値を変更できます。
  3. Shadow Bike:比較するバイクを点線で表示できます(比較するバイクの寸法も手入力する必要があります)。
  4. Swap Bikes:比較するバイクを変更することができます。

手入力は正直ちょっぴり面倒(汗)。なので、寸法をインポートすることもできるそう(Export/Importタブより)。ただ、決まった書式じゃないといけないらしく、やり方がイマイチ分からず断念(-_-;) どうもすみません。。。

Bike Geometry CalculatorでVengeとTCRを比べてみた

自分の自転車がどんな寸法か知る良い機会です。1つひとつ丁寧に手入力で寸法を入力し、Venge(56)とTCR(M)のサイズ感を比べてみました。すると・・・

「ステム1cm伸ばせばイケそう」は正しいかも(゚∀゚)!

Bike Geometry CalculatorでVengeとTCRを比べてみた
Bike Geometry CalculatorでVengeとTCRを比べてみた

こちら(↑)がTCR(M)を基準(色が付いているのがTCR)に、Venge(56)(点線)を比べたの図(測定基準は後輪ハブ)。カタログ通りの寸法を入力すると別の箇所の数値がズレてしまったりして、厳密なスペックからズレてしまうのはご愛敬・・・ご愛敬でいいのかなw

TCRのリーチをカタログ通りに入力するとホイールベースがカタログ値より12mmも短くなってしまうので、前輪の位置がずいぶん異なります。その一方で、フレームの前・三角形はそれほど変わらない、かも!?

スタックがほぼほぼ近しい高さなので、リーチが減った分はステムを伸ばすことで十分補えることが分かります。実際、TCRのステムを100mm→110mmにしたら、まぁ不思議。ブラケットの位置がVengeとほぼ一緒になっちゃった!

これは、ステムの角度とスペーサーで十分調整可能な範囲。試乗のとき感じた「1cm伸ばせば・・・」という感覚が、机上の空論ながら「遠からず」だったことが分かりました。

Bike Insightsは手入力の手間がありません ※ただし

フレームのサイズ比較はもちろん、ステムの角度や長さまで含めて可視化してくれるなんて、Bike Geometry Calculatorめっちゃ便利でありますな。えっ、でも手入力はやっぱり面倒!?

Bike Insightsはどうでしょう?

Bike Insightsはどうでしょう?
Bike Insightsはどうでしょう?

確かに手入力は手間も時間もかかるし、なんか微妙に数字がカタログからズレちゃったりします。できれば、一括・選択方式で楽にフレームサイズを比べられると良いのだけれども・・・

そんなモノグサboriko君のために、世界のどこかで誰かが良い仕事をしてくれているんです。見つけたのは「Bike Insights」というウェブサイト。こちらもBike Geometry Calculatorと同じように2台のバイク(フレーム)のサイズを比較できるサイトです。

嬉しいのは、比べたいロードバイクを検索して選べること。グレード違いまで含めて、すべてのロードバイクを網羅している訳ではなく、代表的なモデルしか選べないっぽいですが、それでも手入力の手間暇に比べたら、ありがたいことこの上なし。

Bike InsightsでTCR(M)とVenge(56)を比べてみた

Bike InsightsでTCR(M)とVenge(56)を比べてみた
Bike InsightsでTCR(M)とVenge(56)を比べてみた

という訳で、早速にvenge(56)とTCR(M)を比べてみました。それぞれ検索し、近しいモデルを選択。比較の基準点は後輪アクスルです。

数値も何もなく、線の違いだけでサイズ感を表現しているのは、とても見やすく分かりやすい。スタックはそれほど変わらず、リーチはTCRのほうがやや短く、スローピングもTCRのほうがキツいのがよく見て取れます。

手入力の手間もなく見やすくて便利ではあるものの、残念なこともあり。Bike Geometry Calculatorと違って、ステムの角度や長さなど、フィッティングに関するデータまで含めて比較検討することはできないのね。

ステムの取付位置の見当がつけば、ステム長や角度もだいたい分かる気がしますが、ハンドル・ブラケットまで含めて視覚的にサイズ感を捉えるのは、Bike Geometry Calculatorに一日の長アリのようでした。

TCRのサイズを1つ上げて比べてみると!?

TCRのサイズを1つ上げて比べてみた
TCRのサイズを1つ上げて比べてみた

とは言え、Bike Insightsはサイズ違いも手入力要らずでボタン1つで変更できるのは便利。そうだ、TCRにはMより少し大きい、MLサイズなるものがあったではないですか。Venge(56)とTCRのMLだったら、さてどれくらい違うんだろう!?

と思って比べたの図がコチラ(↑)。あれあれ、サイズ感、ほとんど同じ(◎_◎;)!

TCRのほうがスタックが高く、ホイールベースも若干長さそうな分、やや大きく感じる可能性があるものの、それ以外はVenge(56)とほとんど同じではござらんか・・・。

ぐぬぬ、MLサイズの試乗車、水戸まで行かないとないらしいのよん。一体、どれだけ違うものなのでありましょう。う~ん、ロードバイクはやっぱり乗ってみないと分からないなぁw

以上、自分にピッタリのロードバイクに出会えますように。試乗できなくてもサイズ感が分かる「Bike Geometry Calculator」はどうでしょう?なお話でした。あらためて、コメント欄にて「Bike Geometry Calculator」のことを教えていただき、ありがとうございました。感謝感謝でございますm(_ _)m

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ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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