ロードバイク・コミュニティをつなぐアプリとして、多くの人が愛用するストラバが、およよ、何やら物議を醸しているようです。ストラバが一体何をやらかしたのか、なぜ炎上気味なのか、流れを追ってみました。
ストラバ、第三者アプリへのデータ共有を廃止
ことの発端は数日前の11月19日(火)。ストラバユーザーな皆さんも、ストラバからの謎メールを受け取ったのではないでしょうか?
第三者アプリでのストラバのデータの見え方が変わるらしい
コチラが僕が受け取ったメール。海外でも同じ内容のメールが配信されているそうで、これがまぁエラい物議を醸しだしているようです。
この告知の何が問題なのか!? 議論の的になっているのが「パートナーアプリでは、特定のユーザーに関連するStravaのアクティビティデータが、そのユーザーにのみ表示されます。」という部分。
パートナーアプリ(ストラバ以外のアプリ)でストラバからデータを吸い上げ、自分でそのデータを見ることはできるけど、他人からは見えなくなりますよ!というところに、「おいおぃ聞いてないよ~!」と界隈が声を上げているようです。
これは困った、intervals(とかとか)
僕自身の使い方だと、他人のストラバ・データをストラバ以外で見ることなんてないよなぁ・・・と思ったけど、そんなことはなかった。よく見てましたわw
intervalsでフォローしている人のデータは見られなくなります
例えばの具体例が、みんな大好き・もはやコレなしではロードバイクのやる気に差し障る必須アプリなintervals! intervalsにはフォロー・フォロワー機能がありまして、これでつながることで、他の人のライドやトレーニング内容などを見られるのでした。
僕自身はそんなに頻繁にフォローしている人のライド内容を見たりしないけど、いやソレはウソ。ごくごくたまに、よくしっかりマジマジと見たりしますな。
これが、例えば、ストラバ経由のintervalsでトレーニング管理をしているコーチとかチームだったら大問題。intervalsでコーチングしている人/受けている人、どれくらいいるのかな!? コーチング受けられなくなっちゃいますものね。どうするんだしょうね、このデータ閲覧権限の問題。
ストラバのデータ閲覧権限の制限は11月11日にすでに実施済みで30日以内に第三者アプリで表示されなくなる模様。intervalsでは12月1日からストラバの規約改定に対応するそうです(⇒出典)
ライド・トレーニングアプリの使い方を見直す機会
このストラバのデータに関する改定に界隈はブチ切れ状態。「データは誰のものか」という、プライバシーと所有権のところにも議論が及んでいるようで、DCレインメーカー兄さんは特にお怒りなご様子です(⇒参考出典)
個人で使う分には影響が少ないようだけど
DCレインメーカーさんや、コーチなど、アプリをまたいでデータ管理・選手の練習管理をする人にとって、恐らくこの改定は死活(?)問題なのでありましょう。今までストラバに頼っていたデータ収集方法を変えないといけなくなるので、そりゃぁ面倒が過ぎるというものです。
一方、僕ら一般ユーザーは・・・どうだろう?? 実はあんまり影響ないのかも?? すき好んで、ストラバ以外の第三者アプリで他人のストラバデータをチェックする人がどれくらいいるでしょう。たいていは、第三者アプリにストラバデータを飛ばしても、閲覧・編集するのは自分だけのはず(どうだろう!?)。
今回のストラバの改定で、第三者アプリでのAIによるデータ解析がダメになりまして、トレーナーロードは特にこの影響を受けます・・・が、それならわざわざストラバを介してトレーナーロードにログをアップロードしなければ良いだけ。
実際、自分自身の例で恐縮ですが、ワタクシborikoの場合、トレーニングログはトレーナーロードで取ってるし、ライドログ(屋外実走)はWahooからトレーナーロードとストラバ(ガーミンへは手動)へ飛ばしているので、困ることはほとんどなかった。
intervalsくらいかな、ストラバの改定で影響を受けるのは。皆さんの頑張りに刺激をもらえなくなる(トレーニング内容を知ることができなくなる)のは、ちと残念ではありますが、まぁいっか仕方ない(;^_^A
以上、ストラバの規約改定が炎上中(海外で)! ストラバのログをintervalsなどの第三者アプリで利用する際に制限が設けられたようですなお話でした。
コメント