ロードバイクのポジションって、快適性やパワーの出し方に大事だと思いませんか? 思いますよね!? 僕は最近ようやくそのことに気が付き始めたのでありますよ、今年のオーバーホールで購入以来、一切手を付けなかったベンジのサドル高を下げたところ! ハンドル高いんだわ(´∀`)ハハ という訳で、本日はサドルに合わせてハンドルをさらに下げたら、めっちゃ漕ぎやすくなってパワーも出ちゃうかも!? なお話です。
コラムスペーサーを抜きました、1枚、2枚
今年のオーバーホールでハンドルをROVAL RAPIDE COCKPITに交換しまして、その際、サドル高を5mm下げてもらったのです(⇒参考記事)。サドル下げたのだからハンドルも下げてもらわねば! と、分厚いコラムスペーサーを1枚抜いてもらったところ・・・。
まだまだ足りない、もう1枚分下げよう
サドルを5mm下げ、それに合わせてコラムスペーサーも1枚(5mm)抜いてもらったところ、うむぅ、どうもお尻(お股)が痛くて痛くて敵わぬ(~_~;) 最初はサドルがヘタッたせいかなと思ったけど、どうも違う。サドルが下がった分、上半身が起き気味になって、体重がお尻とサドルにより圧し掛かるようになった感じなのです。
今まで1時間そこいらのローラーでお尻に痛みが出ることはなかったのに、まぁ最近はひどいものでした。むむむ、もう少し、ほんのキモチ前傾を取れるようにしてお尻の圧を逃してみたらどうなるだろう!?
という訳で、機会を見てショップでコラムスペーサーを抜いてもらうことに。2枚入っていたスペーサーが1枚減り、さらにもう1枚減ると、これまでの印象から随分変わるものですな。
凄いペダルを回しやすくなりました
今回は見た目重視という不純な動機ではなく、「お尻痛い」を軽減するための必要性に駆られての変更です。さてさて、その効果は・・・というと。
お尻の痛みは大幅軽減し、なぜかペダルを回しやすくなる副産物も
スペーサーを抜いての実走はショップから家までの帰り道しかしておらず、実走でのインプレはこれからであります。ただ、10kmも見たない帰り道に乗った印象だと、ハンドルが遠い印象はないし、むしろ前傾を取りやすくなって、不思議とペダルを回しやすくなった感。
実走できない代わりに毎日ローラーで試してみたところ、おおぅ、これは激変(◎_◎;) 痛くて何度も股位置を修正していたのがウソのように楽になりました。ハンドルが下がって前傾がキツクなり、ペダリングがさらにギコチなくなるかと危惧しましたが、むしろ逆。
お尻の痛さでケイデンス上げられなかったのが、ハンドルを下げたことでなぜか高ケイデンスを維持しやすくなりましたの。上死点のときの寸詰まり感が和らぎ、下死点までより深く踏み込めるような感触が出てきたのは、まぁ不思議な現象でございます。
1時間半のエンデュランス走(Z2)でケイデンス88は、自分としてはなかなかのもの。重心を移動させてお尻の圧を逃がす作戦は、ケイデンスアップのおまけ付きで成功だったかも!? 取り敢えず、一番の目的だった痛み軽減は今のところ達成できた模様です。
漕ぎやすくなってもパワーは変わらないぞ(^ω^)
ケイデンスを上げやすくなって、しかも奥まで踏める感触がある今、ひょっとしてまさかしてパワーも上げやすくなったかも!? ひょっとしたら、僕の270Wの壁はポジション変更で越えられるものなのかもしれません。そんな淡い期待を抱いて挑んだ、12分・約285W×4セットのSST以上ワークアウトに挑戦してみたところ!!
できる訳なかった/(^o^)\
このワークアウトは閾値を鍛えるもので、強度レベルはなんとたったの3.1くらい。めっちゃ低い、もう鼻歌混じりに完遂できてしかるべきワークアウトなんです。
だがしかし、ワタクシ小生の貧脚には1セットの真ん中にある120~125%の短いダッシュの山を越えられず、その後の95%・3分を維持できず・・・。4セットあるうちの2セットまでは(指定強度に届いていないけれど)何とかクリアし、3セット目の高強度部分で脱落。4セット目に至っては、もう目も当てられない撃沈っぷり。
ポジションが楽になって痛みが減って、ペダル回しやすくなったからと言って、出せるパワーに変化がある訳ではありませんでした(;^_^A
残念無念、ポジションと270Wの壁に関係はなかった。まぁ良いわい。ワークアウトはできなくても、パワーは上がらなくても、お尻痛くなくってペダルも回しやすくなったのは良いことだ。実走でも試して、経過観察してみよっせ。
以上、今さらですがロードバイクのポジションは大事と認識。ベンジのハンドルを下げたらお尻は痛くないしペダルは回しやすいしで万々歳(≧∇≦)! ※パワーは変わらず なお話でした。
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