ロードバイクで酷道を行こう！ 佐久から秩父まで国道299号線・十石峠を越えてみた！

「もう、いつの話なんだ！」という感じですが、「ヒルクライム佐久」の続きのお話ですの(´・ω・`)。埼玉と長野の県境、東京から一番近い秘境・十石峠を越えてみたんです。

ヒルクライム佐久で下山誘導員のボランティア

十石峠の前に、「ヒルクライム佐久」ネタをもうひとつ。実はワタクシ、“ある事情”で下山誘導員なるものにボランティアしてみたですよ＾＾

実績（笑）を買われてのご指名(´・ω・`)

「ヒルクライム佐久」で間違って チャンピオンクラスにエントリーしてしまった訳ですが、エントリー時に運営会社さんからこんなメールが来ておりました。

経験豊富で技能有料（編注：原文ママ）なチャンピオンクラスの皆様に、レース終了後に、他の参加者を無事に下山させる下山誘導員をお願いさせていただきたく、ご連絡させていただきました。

技能“有料”と言われちゃぁ、しょうがない。断れないなぁｗｗｗｗｗ

下山誘導員のお仕事とは！？

んで、下山誘導員って何するか、よく分からなかったのですが、要は100人ばかりにグループ分けした参加者の皆さんの先頭に立って（先導車あり）、一緒に下るというもの（佐久ヒルは頂上で全員が上り切るまで待機。その後、一斉下山でした）。100人後ろについてくるのか・・・。

実際に下山誘導員をやってみたら・・・

実際に下山誘導員をやってみたところ、先導車と他の皆さんの間にいればいいだけなので、特に問題なかった（・∀・）。路面状況がとても良く、段差などの心配もありません。ただひとつ、下山途中で1カ所（正確には2カ所）上りがありましてね・・・。

まぁ、そのワタクシ、一応、こう見えてチャンピオンクラスですからして・・・ホホホ、皆さんお速いのね取りあえず、全員落車なく、無事に下山できて良かったであります f＾＾；）。

国道299号線から十石峠を越える

さて、ようやく本題ｗ 十石峠でございます！

佐久穂から秩父まで国道299号線で1本道！

佐久平から秩父まではまったく簡単♪ 国道299号線を使えばよいのです！！ 距離100km以下、獲得標高も1,200mなので、ヒルクライムレースのあとでも余裕余裕・・・なワケないでしょー＼(*｀∧´)／

国道から酷道に・・・

国道299号線は知る人ぞ知る国道。いやさ“酷道”と呼ぶべきかｗｗｗｗ 1車線で、路面のアスファルト剥がれまくり、落石ウェルカムって、どこの林道ですかな？？ 佐久穂側からの斜度と距離は秩父側より緩やかだったのが唯一の救いでしたわい。

十石峠を何とかクリアしたら、お先真っ暗ｗ

案の定、ヒルクライム佐久のダメージが大きかったようで、十石峠に何とかたどり着いたときは4時を回っておりましたｗｗｗｗ 9月とは言え、暗くなるの、早いのね！！ 上野村を過ぎて神流（かんな）町に着くころには辺り一面、真っ暗だったよ。夜の峠越え、マジでコワいよーひとりだったら絶対したくないわｗｗｗｗ

国道299号線で十石峠越えの注意点

何とか僕たちは無事下ってくることができましたが、国道299号線はマジ要注意です。

（１）補給に注意！！

まず補給場所がありません。佐久穂～上野村までの40～50km、無補給地帯になります。自販機もありません。佐久穂のコンビニまたは上野村の道の駅で必ず、飲み物と食べ物を買いましょー！

（２）秩父側からの上りに注意！

もうひとつ、秩父側からはひたすら上り。しかも地味に斜度がキツイです。秩父駅から神流町・上野村までかなり上っている（途中、志賀坂峠を越えます）うえ、上野村から十石峠は路面が悪く、斜度も10%超が頻発します。フレッシュな脚じゃないと相当キツいでしょう。なので、国道299号線を使う際は、補給と体力にくれぐれもお気を付けあれ～

そして「富士チャレンジ」へ

これでようやく「ヒルクライム佐久」のことを書き殴ったぞ。ここから「富士チャレンジ」（公開済み）になるわけですが・・・・

なんじゃぁ、こりゃぁぁぁああああああ！！！

続くｗ

酷道をゆく 日本全国の「酷い国道」を走る!! (イカロス・ムック)