シルバーウィーク明けから、何やかんやで忙しい、いつもの秋が戻ってまいりました(ヨカッタヨカッタ)。ところが、仕事と自転車にかまけてる間に哀しいニュースが。コシナ、フィルムやめるってよ。
フィルムカメラの希望だったコシナ
僕はもともとオートバイに乗っていて、良い景色を撮りたいがためにデジカメを買い、写真にハマり、フィルム沼に浸かり、今は自転車で良い景色をry・・というサイクルの人間なのですが、そもそものイケナイ子がコシナでした。
2000年代の銀塩カメラを支えたコシナ
僕がちょうどカメラにハマった時期が2006年~というのもありますが(何せ、一度ハマると熱量がスゴイw)、その時期のフィルムカメラと銀塩写真は最後の瞬き(失礼!)のごとく、光り輝いていました! その中心にあったのがエイ出版の『カメラマガジン』と長野県中野市の雄・コシナだったのです。次々と発表されるライカMマウントのレンズと、そのレンズで撮られる深い写真たち。どんな写真だったか、今もすぐ思い出せる。なんと素晴らしい時代だったかwww 貧相ながらも、僕の美意識はコシナの写真たちにつくられたようなものだよ、ウンウン。
さらばツァイスイコン、さらばベッサ
そんな思い出深きコシナ。その良心の結晶だったBESSAが、2015年9月末にヒッソリと生産終了になりました。Zeiss Ikonなきあとの最後の砦だったベッサがなくなることで、Mマウントの現役カメラはライカM7とMPだけに。しかも、驚いたことにC-Biogon T* 4.5/21 ZMも生産終了になってた!! ぬぁ~!! 何でだぁあああ!! 絶対にこのレンズだけは押さえておかなければ! オレ君のM5に21mmってつくんだっけ!?
ちなみに、フィルムカメラはキヤノンでもニコンでもまだ販売されています。中判のハッセルやローライ、4×5も細々とあるでよ。渋峠や乗鞍を中判以上のサイズで撮れたら、ホントに別世界だろうなぁ・・・。
フィルムは、でも多分死なない
懐かしい製品がなくなって何だか寂しいですわい(◞‸◟)。でも、まぁフィルム、特に白黒はなくならないだろうな、何となく・・・。という訳で、2014年、ジロ・デ・イタリアを観に、初めてヨーロッパに行ったときのフィルム写真を振り返りながら、今日はビールでも飲むでござるよ。えっローラー練!? す、す、ちゃんとするよぅwww
2014年のイタリアをフィルム写真で振り返る
僕は日の丸・ニコパチの観光写真しか撮れないけど、やっぱフィルムはいいな! 今年の冬は、長らく出かけていなかった雪国紀行をしたいものでございます^^ って、今、長巻(ロールフィルム)って3万円すんの!? どっひぇええええ!!
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コメント
コーラさん、ありがとうございます。
名機ぞろいのペンタの中で、LXは特に有名ですよね~。
フィルムの価格がタバコ1箱の値段を超えて、かれこれ数年経ちまして、
1枚1枚、シャッター切ることに慎重になりましたwww
デジタルvsフィルムというのはもう昔話で、フィルムがデジタルに勝てるのは
ノスタルジーと使っている人の愛着とか思い込み(失礼!)くらいしかないですが、
そんなことにとらわれず、「写真」に愛情もって向き合っていきたいですねぇ^^
やっぱデジタルは味気ないでござるよ・・・と言うのは僕の偏見と思い込みです(笑)。
フィルム良い時代でしたね~☆彡
生産終了の話ばかりで悲しいものです(T^T)
フィルムの入手も困難ですが(>_<)今やカメラ本体を修理してくれる所がありません(||゜Д゜)
未だ現役のおいらのLXやMZ-3は壊れたらもう直せません。(おいらペンタ派なんです)
防湿庫の中で眠って欲しくはありませんが^^;壊れて欲しくもないのですっかりご無沙汰(´д`)
ライカ等の高級カメラではありませんが、愛着のある物が取り残されていくのは悲しいものです……