ロードバイクの必需品のひとつがヘッドライト(前照灯)。僕はCATEYEのVolt 700を使っていて万全の体制ですが、デゲンコルプさんはナンチャッテのライトで、夜の路面状況まで確認が難しい状況でした。そこで、早速買わせましたよ! せっかくですから最新型のVolt 800を、デゲンコルプさんのポケットマネーで(倒置法w)!
Volt 800は何が変わったのか?
さて、Volt 800はどんなところがVolt 700から変わったのでしょう?? スペック的に確認してみましょう!
明るさが100ルーメン向上!
一番の刷新は、その名が示すとおり、明るさが100ルーメン向上したこと。光度の単位であるカンデラもVolt 700の6,000カンデラから6,500カンデラに増加しています。
明るさ以外は変化なし??
しかし、どうもそのほかのスペックはまったく変化がないようです。重さも両方とも140g*で、使用時間もハイが2時間*、ミドルが3.5時間*、オールナイト(ロー)が10時間*と、まったく同じ。バッテリーもVolt 700とVolt 800で互換性ありということで、ホント変わったのは明るさだけなのようですね。もちろん、寸法も同じです。
*カタログ値
Volt 800とVolt 700の明るさを比べてみた!
では、100ルーメンの違いがどれくらいのものか、比べてみましょう!!
オールナイトの比較
まずはオールナイトという一番弱いモードでの比較。片腕に800、もう片方に700を持ってもらって、腕の間から撮影しているため、光の広がりや角度が正確ではありません。写真向かって右がVolt 800です。
ミドルの比較
続いてミドルの比較。条件はオールナイトと同じです。よく見ると、光の色味がVolt 800と700で異なりますね。
ハイの比較
最後に、ハイの比較です。条件は上記と同じ。光の色味が異なるのに加え、Volt 800のほうが真ん中あたりの光がより強い感じです*。写真だとイマイチ、ミドルやオールナイトとの違いが分からないですね(;´Д`)
*手持ちで観察しているため、光の当たり方はイコールではありません。
Volt 800とVolt 700の違いのまとめ
大雑把に、10分ほどで比較を終えましたwww Volt 800とVolt 700の違いを総括してみますと・・・。
Volt 800の色味はよりやさしくなった
Volt 800がVolt 700とは異なることが分かるのは、まず色味でしょう。若干、青が強い700に比べ、800は黄色が増しています。青白い光は夜の暗闇だと幻惑しがちなので、若干濁らせる(?)ことで、ユーザーにも対向車にも少しだけ優しくなっているかもしれません・・・。まぁ、気のせいかもしれませんけど^^;)
都心でも郊外でも、明るさは十分
Volt 800のほうが、気持ち強い光ですが、100ルーメンの違いをイマイチ感じられませんでした。Volt 700でも都内では十分すぎて、真夜中の奥秩父を乗り切ることができたので、Volt 800は問題ないでしょう。むしろ光が強い(自転車乗りには安心な光量)ので、前方車や対向車を幻惑させないように注意しないといけませんな。
Volt 800にデメリットはあるのか?
最後に、Volt 800のデメリットを。
やはりデカい^^;)
ハンドル上につけると、やっぱり威圧感というか大きさを感じます。ここはやっぱりレックマウントなどを駆使して、ガーミンなどのサイコンの下に取り付けるのがスマートかと。
マウントのネジが緩みやすく、締めづらい
Volt 700で最も気になっていた(不満だった)マウント部のネジ。非常に緩みやすく、締めづらい変なネジだったのです(ネジ穴が柔らかくてナメやすい)。それと同じネジがVolt 800でも使われています。Volt 700の経験上、100km~200km乗っていると緩んできて異音がしてきたり、左右にずれたり、最悪、脱落したりするので要注意。このネジは早めに換えておきたいものでございますよ^^;
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