ではお待ちかね! 3月19日に行われた「第6回EQAクリテリウム in 熊谷」を振り返っちゃうよ! ビギナー対象のクリテリウムだけに、非常に勉強になりましたのさ^^ 「自転車レースに興味あるけど、練習なしは怖い!」という人には最高かも。では早速、記憶を掘り起こしてみましょー!
※一部写真はかれ~うどんさん、ulvamさんが撮影したものを使わせていただきました。多謝多謝!
ZAPPEI軍団、EQAクリテにも出没
EQAクリテは馴染みのチームがいるのでしょうかね、解説さんがいろいろと紹介しておりましたですよ(名前、何だったかな・・グレイシーさんだったかな??)。そんな中、ZAPPEI軍団もお邪魔しましたよ^^
ウルさん、GUIさん、BOSSさんでチーム戦の様相
EQAクリテではチーム名登録がないので、ジャージで揃えるしかないのですが、ZAPPEIからウルさん、GUIさん、BOSSさんが参戦しましたですよ。特に、Bクラスに登録したウルさんとGUIさんは、別のチームの人たちと先頭を奪い合うなど、さながらチーム戦。おぉ、いいなぁいいなぁ^^ やっぱサイクルロードレースはチームスポーツですよ^^
各人のレースの模様はブログからどうぞ!
■ulvamさん
via bike(ビーアバイク)■GUIさん
GUIのチャリとアームと筋肉と…■BOSSさんはかれ~うどんさんのブログから
かれ~うどん&もなか
レースは、ウェットとドライ、両方のコンディション
今回のEQAクリテの特徴と言えば、ウェットとドライ、両方のコンディションを体験できたこと。特にウェットのレースは滅多に経験できるものではありませんので、貴重ですぜ(自暴自棄w
午前中は寒さと泥しぶきを満喫
午前中はほぼ土砂降りのコンディション。参加者全員を対象に、集団走行の練習と予選が行われたのですが、体もバイクもエライことですww 試走段階から、たっぷり熊谷の土の味を堪能しましたよ^^ その分、レースのスピードが抑えられたようで、落車がほとんどなく、平和(!?)なクリテリウムになりましたぞ。
午後は一転、超快晴のドライ路面
一方、午後は超快晴! 路面はあっという間にドライになって、レーススピードが大幅アップ! 一部、水たまりが残っていたり、砂が浮いていたりして、午前中の静かな展開がウソのように荒れた!?レース模様がチラホラありましたな(;´Д`)。まぁ決勝で順位がかかってますから、しょうがない。大怪我した人がいなかったのが何よりでした^^
まずはルールをおさらい
念のため、EQAクリテのルールをおさらい! 大磯クリテのように1回だけの出走じゃなく、何回も走れるのが特徴ですわ。
予選で上位と下位にグループ分け
EQAクリテは、午前中は練習と予選、午後は決勝という段取り。マックス3回走れるのですな。予選では組の上位半分が上位決定戦に進出、下位の人は下位決定戦で総合順位を出す感じ。走力が近い人と走れるようになるので、午後は白熱なのですよ^^
コースはインターバル少な目ながらテクニカル
問題はコースです。パッと見、細かなカーブが多くてインターバルがキツそうに見えますが、案外緩やかなカーブで急減速はほとんど必要ありません。大磯クリテのように急減速・急加速を強いられないので、一定速度を維持するのが得意な人に向いているかも。
その一方で、苦労するのが追い越し・追い抜きです。コース幅が狭くてストレートも短いため、相手をパスするポイントがほとんどありません。無理に突っ込むとカーブを曲がり切れず落車・コースアウトの危険が増大します。実際、直線でスピード出し過ぎてカーブで大変になるケースを何回か目撃しましたなぁ(;´Д`)。
EQAクリテのレディースを振り返る!
という訳で、前置きに力を使い果たしたので、自分とデゲンコさんのレースはざっくりと^^;) まずはデゲンコルプさんのレディースから!
デゲンコルプさん、圧倒的な走り!! を見せちゃいかんw
前回の速報でお伝えしたとおり、デゲンコルプさんがレディースで3位! 予選のときから、高校生と頭ひとつ抜けている脚力で、予選は2位(1位は高校生)。しかし、予選の快走ぶりが良くなかったのでしょうね。午後の決勝は、高校生はもちろん、ほかの人にもしっかりマークされちゃったwww
対策されて万事休す・・・orz
女子の決勝は8周回(予選も同じ)なのですが、ローリングスタートと最後の周を除き、デゲンコルプさん、ほぼずっと先頭で皆さんをアシスト。途中、こころよくBOSSさんが先頭を交代してくれたものの、ほかの皆さんはどうやら目にゴミが入ったのでしょう、誰も応じずwww
その後、結局、脚を使い切ってしまったようで、最終周回、高校生のアタックについていけず、そのまま2位でゴール・・・かと思ったら、ホームストレートのスプリントで抜かれて3位でした(´・ω・`)。高校生の彼女とは「一緒に逃げを打つ」協調を試みたそうですが、さすが決勝だけあって上手くいかないもの。どうして中々、本格的なサイクルロードレースっぽいじゃないですか^^
EQAクリテ・ビギナーAを振り返る!
続いてワタクシのビギナーA! 皆さん、実力伯仲でしたぞ!
borikoは予選3位! これはイケる!
んでワタクシ、ビギナーAチームで取りあえず予選3位! ヒェッヒェッヒェψ(`∇´)ψ インターバルかからなきゃ、早々千切れはせんぞww と自信満々で油断して臨んだ決勝ですが、最後の最後、最終回でやられてしまったwww
決勝は実力伯仲ながらも、なかなかのカオスぷり
取りあえずAチームの決勝は狂気でしたな。実力が拮抗していて、なおかつカーブが畳みかけるようにあるから、ちょっとでもラインがズレようものなら大惨事。実際、ローリングスタートの1周目でバックストレートの更衣室付近にあるS字で落車が発生。スタートがやり直しになったほか、最終回の超スピードが上がる最終コーナー手前のS字でも、先頭3番手につけていた人がスリップして落車(;´Д`)
ワタクシ、その人から2~3番手後ろにいたのでやむを得ず大ブレーキ。何人かに抜かれて最後ゴールスプリントで踏ん張って8位に入ることができました! ・・・と思ったら、ゴール後、背後から勢いよく駆けてきた人が第1コーナーでオーバーランして落車。だ、大丈夫だったのでしょうか??
EQAクリテはレース初心者にピッタリ
EQAクリテは大磯クリテと違った楽しさがありましたなぁ。「ビギナー向け」と謳っているだけあって、初心者にピッタリかもしれませんぞ。
良いところ①:たっぷりの練習時間
EQAクリテの良いところは、何と言ってもたっぷりある練習時間。集団走行の練習ができるのですよ。集団で走るって、しかも自分の体力の限界付近で集団走るのは、かなり怖いですからね。前後だけでなく、横の距離感(これ以上近づいたらヤバイとか離れすぎとか)を練習で感じることができるのは大きなメリットです。あとライン取りも学べます。ホント、ラインがズレて膨らんだりすると落車起こりますからねぇ。慣れたら作戦として使う手もありますが、まずはラインキープの基本を学べるのはありがたいですな。
良いところ②:実力が拮抗している
今回がたまたまかもしれませんが、いわゆる「ビギナー詐欺w」がないのも良いでした。だいたい実力が拮抗しておりまして、特に実力差が出やすいレディースも最終回まで皆さんついていっている感じ。オープン参加なのに、実力がほぼ揃うというのは、中々すごいことですな^^
良いところ③:浅田監督からダメ出しをもらえる
そして、僕が一番いいなと思ったのがコレ! 浅田監督のダメ出し! さすがエキップ浅田で、若手が経験を積む機会を設けてくれているのでしょう。U-17クラスがあるのです。そして、そのレース展開(ほかのクラスのレースでも)に浅田監督がアドバイスをくれるのですよ! 全日本の監督ですよ、これってすごいことだと思うんです。将来を見据えて、若い選手がレース経験を積める場があるというのは素晴らしいですなぁ。大磯クリテは中学生は大人に交じってですからね、それでも圧倒的に強いですけど、どっちがいいのかな!?
という感じでEQAクリテリウムを満喫してまいりましたぞ! デゲンコルプさんも、カーブが怖くて大磯クリテのような急カーブがあるレースを拒否してきましたが、EQAクリテリウムなら無問題でした。名だたるクリテリウムより、コース難易度や参加者のレベル的に参加しやすいので、レース経験のない方はぜひ検討してみては? ちなみに会場すぐそばにある「くまどん」という食堂のうどんは絶品です!
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