ヒルクライムを楽に速く上るためのコツを考える

ヤビツ峠でみんなについていけないのであった(´・ω・`)

ヤビツ峠でみんなについていけないのであった(´・ω・`)

3月20日に今年初挑戦したヤビツ峠TTで大惨敗(T◇T)しましたワタクシ。失意のあまり毎日・毎晩WiggleとMerlyn Cycles、Bellati Sportsを見比べておりますが、いかがお過ごしでしょうか? しかし、せっかくヤビツに行ったのだから、振り返らないのはもったいない! 次回につなげる反省会を開催しちゃうよ!

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ヤビツTTでタイムが落ちた原因を探る

ベストから約1分も落ちた今回のヤビツTT。その原因として、思い当たる節を探ってみますと、どうもガチャガチャ漕いでいたんじゃないかと。

もともとはガニ股

borikoはガニ股

borikoはガニ股

ワタクシ、元来、超ガニ股のO脚人でありまして、ロードバイク始めた当初は膝の外側をエラい痛めたことがありました。ビンディングにして、デゲンコさんほか街行くピチパンローディーやツールドフランスなどのテレビを見て勉強し、「膝が開いてはいかん!」と思い至ったのでありましたよ。んで、いつも自転車を漕ぐときは「内股」というかトップチューブに膝を当てる感じでやっていたのです。

膝が開き気味になっていたみたい

久々のヤビツ峠で膝が痛いw

久々のヤビツ峠で膝が痛いw

んで、この前のヤビツですよ。何でしょうかねぇ、久しぶりに膝の外側が少し痛くなりましたねw 「あなた、股開いていますよ~」のサインですわw あぁ開いちゃったか、オレのお股が、と。

膝の外側が痛むのは腸脛靭帯炎だそうだ。O脚の人がなりやすい炎症。自分は完全なO脚で、普通に立って膝の隙間に握り拳が入る!

出典:ロードバイクで膝の外側の痛みの原因はO脚!

膝が開くとパワーロス

んで、膝が開くと何がいけないって、痛くなるのはもちろん、力を上手く伝えられない感じなのですよ。踏めてないというんですかね。ペダルを踏もうと力を込めるも、膝が開いて在らぬ方向に力が逃げちゃう感じ。おぉ、もったいないw

効率よく踏む力を伝えるためにはペダルをしっかり踏むということ、繰り返し【軸(芯)】という言葉になりますが、体幹から伝わるパワーを効率よくペダルまで伝えるためにはまっすぐ踏み込むということでロスを減らしてあげたいということです。

出典:ロードバイクのペダリング(膝の開きと効率)


ペダリングの乱れは上半身にあり?

もぅ膝痛っいww と思いながら、膝痛はすぐ良くなったのでひと安心。でも、何で、ガニ股が復活しちゃったかなぁ。。。

腕がエラい筋肉痛・・・

ヤビツ峠に上って腕が筋肉痛とはこれ如何に!?

ヤビツ峠に上って腕が筋肉痛とはこれ如何に!?

ヤビツ終わってお家帰ったらですね、腕がエラい筋肉痛になりました。腕ですよ、腕。手のひらと上腕と下腕がパンパン・・・。君ぃ、ハンドルに体重のせて体支えていたんじゃないのかねぇ???

上半身がブレているらしい・・・

ロードバイクで上半身がブレるは良くない!

ロードバイクで上半身がブレるは良くない!

そして、もうひとつ。ワタクシ、上半身がすごいブレているらしい(;´Д`)。このことは、みつさんと豆粒さんにご指摘いただきまして、それまで全く意識しておりませんでしたぜ。

推論:ペダルに真っ直ぐ力が伝わっていないワケ

という訳で、ヤビツ峠で得た体のガタとブレをひっくるめて検証しますと、ヘッポコな原因は次のとおり!

①体がブレる⇒
②腕で体を支える⇒
③足でもバランスを取ろうとして膝が開く⇒
④力が伝わらない(出ない/膝と腕が痛くなる)


重心に対する意識を忘れずに

う~む、ワタクシ、去年11月に受けたリンケージサイクリングのヒルクライムレッスンをキレイさっぱり忘れているじゃないかwww

ペダルに加重できるよう、重心を意識する

重心をシッカリ意識するのが大事!

重心をシッカリ意識するのが大事!

リンケージサイクリングさんで習ったことの肝(と僕が覚えていること)は、「ペダルにしっかり加重できるよう、重心を意識してポジションを調整すること」。You、自分の体の重みをストレートにペダルに載せちゃえyo!ということでありましたよ。

私はこれでヤビツ40分になりました。リンケージサイクリングヒルクライム講習会に参加しました

上半身に余計な力を入れちゃいかん

つまみダンシングをやってみよう!

つまみダンシングをやってみよう!

んで、その際、上半身はリラックスリラックス。ワタクシみたいに腕が筋肉痛になるなど、もっての外! 先月出た『バイシクルクラブ』でちょうど同じ内容の記事がありましたな。

ブラケットを指でつまんで走る“つまみダンシング”ができる人はハンドルよりもペダルに体重が載りやすい位置に身体の重心がきているということ。
(中略)
ハンドル加重であればあるほど、体重をペダルに載せられず、そのぶん筋力を消耗してしまうという。

出典:『バイシクルクラブセレクション』p.19

という訳で、次回のヤビツTTでは「重心」と「上半身リラックス」を特に意識して挑戦したいと思います! まぁ、重心を意識したからと言って、ヒルクライムが「楽」になる訳じゃありませんがね(´_ゝ`)

えっ、上半身がブレてるのはどうすんだって!? 今度自分のフォームを客観的に見る機会があったら考えまーす(`・ω・´)ゞ


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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    おたりさん、ありがとうございます!

    おぉ、Qファクターとはまったく考えたこともありませんでした
    まずは体を機材に馴染ませたほうが良いのかと思い、カレコレ3年間、
    ほとんどポジション関係はいじっておりませんでしたわい(;´Д`)

    コーナーのペダルヒットがあるんですね・・・実はペダル型PMを考えたり
    してたのですが、これがあるからやっぱクランク型にしようかな、どうしようかなと・・・。

  2. boriko より:

    MOONさん、ありがとうございます!

    山(平地も)、速く走れるコツがあるといいのですけどねぇ^^;
    なかなか自己ベスト更新というのは大変なものでございますね。

    日本平、行きたいですねぇ。たぶんGWか5月入ったら、そちらへ行くような
    予感がしておりますのでその際はぜひ^^

  3. おたり より:

    膝が開く人は、ペダルのQファクターを広げると、劇的に楽に楽になります。
    20mmHex+ペダルスペーサーキット
    この辺りがオススメです。
    ただし、コーナーでのペダルヒットにはよく注意して下さい。
    また、テュラのペダルには5mm広げたものもあります。

  4. MOON より:

    速く登れるようになりたいですよね~
    何か目から鱗的なコツみたいのがあればいいんですけどね^^;

    今は一定ペースでひたすら登るようにしてます。

    あ、borikoさん自分も教えてほしいのでご一緒します(笑)

  5. boriko より:

    オキタクさん、ありがとうございます!

    筋肉を使い分けるとはよく言われますよねぇ。太ももの前とか後ろとか。。。
    ヤビツは確かに何度も上ったので、そろそろ攻略法をしっかり頭に叩き込んだほうが良さそうです^_^;
    オキタクさんやバスさん、みつさんのブログをもう一度読み直します( ̄^ ̄)ゞ

  6. オキタク より:

    自分は、前乗り、後ろ乗り、ダンシングのタイミング、引き足といろんな筋肉を使い分けて筋肉総動員で疲労を分配するように考えながら走りますね。
    ヤビツなんかは、どこでどうするか決まってきていますよ。
    蓑毛は前乗りでその後の○○路面区間はダンシングとか。。。
    などなど。。。。
    貧脚なので悩みます(-。-;)

  7. boriko より:

    いなばさん、ありがとうございます!

    リズムというのは、考えたことがありませんでした(;´Д`)
    ペダルを回すのに一生懸命で、いろいろと抜けて落ちているようです滝汗
    ぜひ、今度ヤビツか日本平に行きましょう(教えてください!)!

  8. いなば より:

    私はヒルクライムの時は「リズム」を大事にしてますよ〜
    ケイデンスに合わせて心の中でトーントーンってリズムを刻みながら、楽しいって思うようにしてます。

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